土屋清 作
詩人 峠三吉と青年たちの名作群像劇
五十四年ぶりの京都公演!
2018年9月8日 | 9月9日
紫明会館3Fホール
画・タイトル文字/四國五郎
いまでもおそくはない
あなたのほんとうの力を
ふるい起こすのはおそくはない
原爆投下から三年が過ぎた広島…
新しい平和な時代を夢見る若者たちの前に、
次なる戦争は、もはや目の前であった。
詩人 峠三吉と青年たちの名作群像劇「河」。
五十四年ぶりの京都公演!
開催日時
2018年9月8日(土)
①17:00 - 19:45
2018年9月9日(日)
②11:00 - 13:45
③15:00 - 17:45
※ご好評につき、全ての回が完売しました。
当日券は下記「当日券について」をご参照ください。
場所
紫明会館 3Fホール
京都市北区小山南大野町一番地
TEL 075-411-4970
公演概要
『河』は、1963年に広島市内で初めて上演されました。峠三吉が亡くなって10年後に生まれたこの群像劇は、広島平和運動の原点を見事に描いたものとして、多くの人の心をうち、全国各地で上演されました。京都でも54年前に京都会館にて上演されています。
昨年、峠三吉生誕100周年、劇作者土屋清の没後30年にあたる節目に、広島では30年ぶりに『河』が上演されました。これは何の団体にもよらない広島の有志の市民の手によるものです。メディアでも話題となり、立ち見が出るほどの盛況さで、再演を希望する声があちこちであがりました。このたび、「広島以外で公演することに意義がある」という演者の強い思いにより、京都での上演を決定いたしました。
「炎の時代」と呼ばれた、敗戦後数年の広島。そこに生きた若者たちは、「平和な戦後日本」が大きな曲がり角を迎える現在、私たちに何を伝えてくれるのでしょうか。
広島から流れ出した「河」が、みなさまの思いにより広く、大きく流れる「河」となっていくことを願って、皆様のご来場をお待ちしております。
幕わり
第一幕 絵の具 1948年12月初め
第二幕 怒りのうた 1949年6月
第三幕 (1)八月六日 1950年6月
(2)一九五〇年の八月六日
(3)ひろしまの空 その日夕~夜
第四幕 その日はいつか 1953年2月
登場人物(キャスト)
峠 三吉 池田寿生
春子 土屋時子
市河睦子 中山涼子
見田 要 山岸玲音
大木英作 奥野てっぺい
鈴木凱太 井原武文
せき 皆川みどり
増田正一 板倉勝久
吉本久子 斉藤正恵
岩井美代子 高山いづみ
オルグ 三村一郎
青年たち 八木良広、岡田隆一、池田夏子、平井勇
ラジオの声 片山朗
街宣車の声 平井勇
協力
立命館国際平和ミュージアム
四國五郎追悼の会
株式会社 三人社
スタッフ
演出 土屋時子
舞台監督 皆川みどり
美術 西田勝彦
照明 木谷幸江
音楽 松本憲治
音響 森近正隆
衣装 相原由美
制作 池田正彦、三村一郎
協力 ガタロ、島秀行、阿部寛、鈴江勝
堤田龍治、吉川成美、清水浩
鈴木正穂、四國光、大牟田聡、山本捷馬
後援
京都市
京都市教育委員会
峠 三吉
1917年に大阪府で生まれ、広島で育つ。28歳で爆心地から約3キロ離れた自宅で被爆。自らの体験や再び原爆が使われる恐れがあった朝鮮半島の情勢を踏まえ、「にんげんをかえせ」で知られる「原爆詩集」を51年に自費で出版した(装丁は四國五郎)。文学サークル「われらの詩の会」を立ち上げ、画家の丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻や詩人の栗原貞子とも交流。文学を通じて反核・平和を訴えた。53年に36歳で死去。広島平和記念公園にその詩碑が建つ。
チケット情報
一般 2,500円
大学生 1,500円
高校生以下 1,000円
※当日券は+500円
【前売り券について】
前売り券の販売は終了いたしました。
【当日券について】
当日券は、当日の混雑状況によって若干数、販売いたします。
購入をご希望の方は開演10分前までに受付にお越しください。
なお、満席の場合はご購入いただけない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
お問い合わせ先
■広島文学資料保全の会
広島市中区本川2丁目1-29-301
TEL・FAX 082-291-7615
E-mail:qqxn4he9k@cap.ocn.ne.jp
■京都上演委員会・㈱三人社
E-mail:office@3nin.jp
アクセス
紫明会館
京都市北区小山南大野町一番地
TEL 075-411-4970
〈京都駅からのアクセス〉
市営地下鉄烏丸線 国際会館行き「鞍馬口駅」より徒歩5分
※会場に駐車場、駐輪場はございません。
公共交通機関のご利用をお願いいたします。